不動産コラム

いくら言葉で語っても伝えられないもの

この10年ほどは、
好きな釣りに行く回数も
毎年少なくなるような辛抱の毎日だった。
金に困っているわけでもないのに
年齢を重ねると同時進行で行きたくてもいけない理由が増えた。
たまに釣りに行った時も
「まだ死ぬわけにはいかないから、安全運転で頼むよ」
車を運転する長年の釣りの相棒には
時々そう言ってスピードの出しすぎを注意するような精神状態だ。
多くの場合、
経営者が亡くなった時、
その経営者がどんな考え方をして、
現実にどんな生き方をしてきたのかがやっと少し見えてくるもののようだ。
経営者が亡くなって初めて
会社の財務状況の厳しい現実を家族や社員が知る場合も多く、
決算書で確認できる借金以外にも
大きな隠れ債務が出てきて驚く場合もあると聞く。
現実に、社長は幾つもの組織で役職などをして忙しく出歩き、
傍目にはとても羽振りのいいように見られていた会社が、
実は借金まみれで最悪の状態であったという例は決して珍しくはないのだ。
そんな現実を長い間に数多く見てきたひとりの経営者として、
私の経営に対する考え方は、
50代になってからかなり頑固で慎重になったと言えるかもしれない。
今の私には周りの経営者や税務のプロの成功体験や助言は無用だ。
この十数年間自分で決めて守り続けてきた鉄壁のルールがあるからだ。
結果、現在の私の会社の財務状況は
これまでに続き今年も決して悪くはない。
金融機関やセンチュリー21本部の信用も厚い。
そして私個人は長い間完全な無借金で、
きっと死ぬまでもそうだろう。
昔から「これだけあれば問題ない」と考え計算し尽くして、
目標として目指してきた貯蓄額も不動産資産もそれを既に達成している。
経営者として十数年も前から考えてきたのは、
後継者のいない私がいつ急死しても
あとに残った家族や会社の社員が困らない形だ。
昔から経営者は
命の危険のあるスポーツや趣味を避けるべきだと言われている。
私も若い頃は飛行機に乗って海外を好きな釣りをして回ったものだが、
現実には危険な場面に遭遇することも少なくなく、
荒れた海で船が転覆しかけたり
自分の乗った飛行機がその何日か後に墜落したということもあった。
赤道直下の島での釣りでは帰国後心臓の病気になったこともある。
それからというもの、
海外の釣り行脚はキッパリとやめた。
会社が大きかろうが小さかろうが、
経営者の責任は想像以上に重いものだ。
続けることの大変さを
逃げることや捨てることなく長い間経験し続けてこそ、
やっとその重さが分かるのだ。
こればっかりはいくら言葉で語っても伝えられるものではないようだ。

※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくものであり、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。

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