5月のGWを目前にして春もやっと本番の気配を感じるようになった。
今年のGWは飛び石連休であることと円安が影響してのことか、
国内旅行が大賑わいになるようだ。
円安で海外よりも国内が…と考える人もいいし、
海外からの旅行者も大幅に増えているようで、
国内の有名観光地や、
年間を通して人気のある北海道は海外からの観光客で大賑わいだ。
宿泊客の増えた旅館やホテルは今がその時とばかり、
施設の改修や設備や備品の入れ替え、
従業員の補充にもお金をかけられるようになる。
従業員が増えれば住む場所も必要になってくる。
暫く空いていたアパートやマンションも手直しをすれば充分に商品になる。
そこに住む人が増えれば地元の商店も潤うようになる。
地元が潤えばさらにその地域では手間とお金をかけて環境保全がされ、
綺麗になり、地元の人がみんな笑顔になった観光地にはまたお客が増える。
そして賑わうようになった地域の地価は少しづつだが上昇するようになり、
さらに地元は潤うようになる。
そしてお金を手にして心も懐も暖かくなった人たちは余所へ行ってお金を使う。
ここからも世の中にお金は回っていくのだ。
お金は大企業のベースアップからだけ回ってくるものではない。
みんなが一生懸命に働いて得たお金を、
さらに世の中に回すことでみんなが潤っていくのだ。