連日報道される九州の大地震は予想を超える災害を引き起こしている。
亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
さらに被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
家族を亡くされたり怪我をされた方々は勿論にこと、
家を無くしたり大切な資産を失った方々のこれからの苦難を想像すると
胸が苦しくなってしまう思いです。
ある人が新聞の記事に「現代は乱世だ」と書いていたのが心に残った。
今の時代は正に果てしなく様々な苦難の続く時代のようだ。
今回の九州熊本の地震の沈静化がまだ確実な予想のつかない中、
これまで以上に日本中に隠れる活断層の存在がクローズアップされた。
日本には2千以上の活断層がありそれ以外にもどれだけ未知の活断層があるかも知れず、
全国どこでも大きな地震が起こる恐れがあるそうだ。
被災地の苦しみはまだまだ広がる様相を呈している。
今回の地震の怖いところはそれがまた次の地震に関連していく可能性のあることだ。
地震列島日本の背負った宿命だが、
天災地変ばかりは人知の及ばない領域で人間の力では防ぐことが出来ない。
我々は様々な工夫を重ねてそれに備えるのが精一杯なのだろう。
誰も責めることはできない災害を少しでも軽く収めるには、
行政と個人がそれぞれその備えを忘れないことしかないのだろう。
これから先も未来永劫地震列島に住む我々はそのリスクを背負っていかなければならない。
しかし、こんな日本にそれでも海外から多くの旅行者が来てくれることは有り難い。