物件が売れず余っているときもあれば、
それが一掃されてしまうと今度は物件が無くて困る。
そんなことの繰り返しが不動産の売買だ。
めじろ台も暫く取引が停滞し、
物件が山のように積み上がったかと思えば、
ある時期を境に取引が続き
あっという間にめぼしい販売物件が無くなった。
実は現在がその時期で、
めじろ台には南道路や角地などの好条件の物件が無くなってしまった。
こういう時期になると、
決まって、
資金に問題のない
いいお客さんが何人も同じような物件がでるのを待つ現象が起こる。
良い幾つも物件が出れば
こんな時期はあるだけ売れるかもしれない。
そして、そんな状態を見て
強気になって不動産業者が物件を幾つも仕入れたりすると、
いきなり売れ行きが悪くなり在庫を抱えることになる。
全て思い通りに行けばみんな大金持ちになってしまうが、
商いと言うのは商品が何であっても、
どんな時代であっても難しいものだ。