不動産コラム

紺屋の白袴ではないが・・・

この変化の激しい時代、
老後の人生設計を具体的に考え始めるとこれがなかなか悩ましい。
考えても考えてもきりがないのだ。
ま、結局、現実になってからしか考えられないことが多いと言うことだろう。
例えば、定年退職やリタイアまでに前倒しで住宅ローンの完済をした。
老後の生活を考えて自己資金で既に必要なリフォームも終えて、
取り敢えずこれで死ぬまで住む場所の心配はない。
もし、高給を取っていた公務員や大手企業のサラリーマンだったから年金も多い。
退職金も含め現金も3000万ほど残したなら急な出費にも耐えられる。
近い将来には親からの遺産だってある程度は期待ができるそうだ。
子供も立派に育って大手企業に勤めているし孫もいる。
夫婦のどちらかが死んで一人になったら子供が同居してくれると言ってくれてる。
いやあ、こんな例は何とも羨ましい話だが、
こんなに恵まれた人が周りを見回してみていったいどれだけいるんだろうか・・・
現実にはこの条件の幾つかが無かったり、
どれも無かったりの人が殆どなのではなかろうか。
例え現役の時代に年収が500万あっても800万あっても、
60代になって資産や預金を殆ど持っていない人はどこにでもいるものだ。
例えば大手企業に勤めてみんなに将来を期待されたが、
夢や目指すものがあって40代で起業したが努力の甲斐なく破綻。
その後は何をやってもうまくいかず50代で病気をして働けなくなる。
その間に離婚をして一人暮らしを始め収入も無くなって生活保護を受ける。
こんな話が周りを見回せば苦労しなくても幾つかは見つかるのが今の世の中だ。
明日は我が身と考えることができる柔軟な頭脳を持っている人ならば、
今がどんなに好調で収入が多くても、
10年・20年先を考えてあらゆる場合を想定して備えをするべきだろう。
幾つも高い山や深い谷を
人一倍味わってきた経験者の私が言うんだから間違いはない。
特に、我々のような自由気儘な自営業や小さな会社の経営者であれば、
自由な時間や高収入と引き換えに、
その分、イザと言う時に国や誰かに助けてもらおうなんて気持ちは捨てるべきだろう。
その為には、例えば、
退職後に死ぬまで入ってくるだろう年金や積み立てた保険・・・
メンテナンス費用の滅多に掛かることもないように手をかけたそう古くはない自宅。
そうだ、何があっても自宅だけは確保をしておくべきだろう。
これはイザとなったら売却ができる内容の良いものにしておくのがいい。
さて水道・光熱費は死ぬまでにいったい幾らかかるのか・・・
今が好調ならば、
現役の内に一生分の水道光熱費くらいは自動振替の銀行口座にプールして、
預金があることなど綺麗さっぱりと忘れてしまうのがいい。
死ぬまではきっと確実に入ってはくるんだろうけれど、
高給を取っていた公務員やサラリーマンから比べればかなり少なめの
年金や年金基金や10年間くらいは貰える積み立て保険の収入。
それ以外に、余裕目に見て10万(できれば20万)×30年分。
3000万から8000万?それと光熱費の1000万だから・・・・
これだけ銀行口座に入れておくことができれば取り敢えず安心かな・・・
イヤイヤそれでもまだまだ甘いな。
蓄えた預金は、
金利が殆ど付かない今の日本では放っておいては一銭も増えることはない。
毎月少しづつ下ろし続ければいつかは無くなってしまうものだ。
高齢になれば医療費や介護費などの出費だって増えるのが現実だ。
もしまだ残された時間があるのならば、
現在持っている預金や資産を絶対に減らさない仕組みを作っておくべきだろう。
当然のこと、この老後の生活に入る時には、
持っているだけで税金や維持費がかかるものは最低限まで処分して削るべきだし、
例え今は家賃が入ってくる不動産であっても、
維持費や管理の手間が増えてきそうな古くなった物件は整理をしておくべきだろう。
できれば古くなった物件は売却をしてしまって、
その資金をこれからも残しておきたい収益物件の建て替えや修繕に回すべきだ。
特に、”紺屋の白袴”ではないが、
我々のようなプロの不動産業者が自分自身の為に
そんな老後の対策をしていないようでは何とも恥ずかしい限りだと言える。
いつまで生きなければならないかも分からないこれからの高齢社会。
その備えに早すぎはないし、やり過ぎもない。

※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくものであり、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。

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